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所長挨拶(2016年度)


  名古屋市立大学大学院経済学研究科
附属経済研究所長
森 徹

 名古屋市立大学大学院経済学研究科附属経済研究所では、昨年度より、「サブ・クラスター」研究という新たな共同研究の体制を始動致しました。これは、附属経済研究所の下に、「経済学系クラスター」と「経営学系クラスター」という2つの大きな研究者集団の枠組みを設け、経済学研究科の専任教員(教授、准教授、専任講師)全員と研究科が招聘している特任教授の方々に、附属経済研究所の所員として、いずれかのクラスターに所属してもらった上で、各クラスターまたは双方のクラスターにまたがって所属する複数の所員に、特定の研究テーマの下で共同研究を行う「サブ・クラスター」の形成を要請(公募)するという体制です。

 この「サブ・クラスター」研究体制初年度の昨年度には、経済学系3、経営学系5の計8つの「サブ・クラスター」発足し、今年度は、そのすべてが2年目の研究に取組みます。8つの「サブ・クラスター」」の研究テーマ、研究組織、今年度の研究計画につきましては、本ウェブサイトの「研究プロジェクト」のページに記載しております。

 2年度目に入って、一層の研究の深化をめざすこれらの「サブ・クラスター」研究に、学内外の皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 また、毎年、経済学研究科と附属経済研究所の共催で開催しております「公開シンポジウム」も、今年度は、8つの「サブ・クラスター」研究のひとつである「老後の所得保障における私的年金の課題」に関連したテーマ(「働き盛りの今から考える:20年後の老後」(仮題))で研究代表者の臼杵政治教授を中心に、11月23日(水、祝日)に開催する予定です。公開シンポジウムの内容につきましては、本ウェブサイトの「イベント・セミナー」の「公開シンポジウム」のページで順次ご紹介していく予定でおりますので、こちらにつきましても、皆様のご支援とご参加をよろしくお願い申し上げます。


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