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プロジェクト(2004年度)
日本経済の国際化と東海経済の構造
期間 | 2004-2005年度 |
研究代表者 |
大野幸一(研究所所員) |
共同研究者 |
松原聖(名市大大学院経済学研究科) 浜口(神戸大) 岡本(同志社大) 他2名(検討中) |
1.プロジェクト名
日本経済の国際化と東海経済の構造(案)
2.目的
東海経済の構造の特徴と構造変化について分析し,日本経済の国際化に伴う影響と今後の見通しについて考察する.
3.研究期間: 2年間
1年目:東海地域の経済の現状の把握・再確認,課題・問題点の検討.
報告書の構成と作業分担の調整.中間報告.
2年目:調査・研究作業,最終報告書の作成.最終報告会の開催.
4.メンバー
大野,松原、浜口(神戸大),岡本(同志社大)、他2名(検討中)
5.主旨
バブル崩壊後の日本経済の低迷の中で,東海地域の経済は比較的堅調に推移し,2000年代に入って,いち早く回復の兆しを示し,生産・雇用・消費の面で全国平均以上の動きをみせている.従来,東海経済は製造業部門の比重がおおきく,また,輸出依存度が高いことが指摘されてきた.このため,為替レートの円高を背景とした産業の空洞化(国内企業の海外展開・進出)の懸念から,経済の先行きに対しての悲観的な見方もなされてきたが,最近の回復基調はこの予想を裏切るものである.この東海経済の堅実なパフォーマンスの要因を明らかにすることは,東海経済だけでなく日本経済の今後を展望するためにも重要である.
本研究では,1990年代以降の東海経済の構造特に貿易・産業構造の推移を把握し,その特徴と変化の要因を分析し,今後の見通しについて考察する.
6.研究項目
貿易産業構造の変遷と見直し,直接投資の動向とその影響,貿易投資と雇用構造,FTAの影響と見通し等.