TOP > 経済研究所について > 所長挨拶 > 所長挨拶(2007年度)

所長挨拶(2007年度)

名古屋市立大学大学院経済学研究科
附属経済研究所長
宮原 孝夫

 皆様ご承知のとおり、平成18年度から名古屋市立大学は公立大学法人になりました。大学の法人化が「自己責任のもとに自主的、自律的そして効果的な大学運営を行い、高いレベルの教育、研究、医療、その他の活動を展開し、より良い成果を挙げて行くことが目的」(学長の言葉より引用)であるのに対応して、経済学研究科および附属経済研究所も、「高いレベルの教育・研究活動を展開し、より良い成果を挙げて行くこと」が要請されています。そして特に研究所に要請されていることは、「高いレベルの研究と、その成果の社会への還元」であるといえましょう。

 私は平成18年度から2期目の研究所長をおおせつかりました。平成16・17年度の1期目の期間に心掛けたことは「研究所と研究科との協調」ということでした。幸いなことに、平成18年度より3つの新しいプロジェクト研究が研究科内の複数の先生方の協力のもとに発足し、引き続き平成19年度も同一のプロジェクトが推進されます。今後この研究所のプロジェクト研究が立派な成果を上げ、本学の研究・教育のレベルを高め、さらに地域・社会に貢献できるものにすべく、所員と共にがんばりたいと思います。経済学研究科の皆さんをはじめ、本学の内外の関係者の皆さん方に、協力とご支援をお願いいたします。