研究科長メッセージ

名古屋市立大学大学院経済学研究科は、1968年に設立されました。その後、1989年度に、わが国で初めて夜間社会人大学院(修士課程、日本経済経営専攻)を開設し、2008年度には経済学専攻と経営学専攻の2専攻体制に整備しています。時代の要請にこたえる形で常に進化をつづけており、2016年度からは医療関係者を対象とする「医療経済マネジメントコース」も開設しています。経営学専攻においては経営学の学位を取得できるようになり、経営学修士・経営学博士の道も開かれています。そして、2020年度には、企業の経営者(経験者を含む)を対象とする「経営者コース」を開設いたします。本研究科は設立以来、87名の博士号、860名の修士号を授与して参りました。学位取得後、大学教員や研究者となっている者も多く、一般企業、官庁や専門職に就き、それぞれの分野において活躍しています。これからも本研究科の実績、伝統を受け継ぎつつ、新しい歴史をつくって欲しいと考えています。

世界経済のグローバル化、ICT技術の急激な進歩、先進国の少子高齢化、世界的な経済格差の拡大など、社会環境は時々刻々と変化し、より一層の激しさとスピード感を増しています。こうした変化に対応するには1人1人がさらに高度な専門知識を身につけておく必要があり、経済学や経営学はそのための重要な学問分野であります。本研究科の教員スタッフは経済学・経営学各分野の優秀な研究者であり、皆さんの学びをサポートし、皆さんとの学びに情熱を注ぐプロフェッショナルです。是非とも、本研究科に入学して経済学・経営学をより深く学び、社会や時代の変革を乗り越えて、さらなる飛躍を目指してください。

名古屋市立大学経済学研究科長
吉田 和生

大学院経済学研究科の歴史

1968年度 大学院経済学研究科設置(修士課程経済政策専攻:定員10名)
1970年度 大学院博士課程設置(定員5名)
1975年度 博士前期課程・博士後期課程に再編
1989年度 社会人大学院開設(修士課程日本経済・経営専攻:定員15名)
1996年度 附属経済研究所設置
1997年度 中国社会科学院日本研究所と日中学術交流協定締結
2002年度 大学院部局化
2005年度 社会人大学院(修士課程)を博士課程に統合するとともに博士後期課程にも設置(定員5名)
2006年度 独立行政法人化
2008年度 経済学専攻と経営学専攻に再編(前期課程各20名、後期課程各5名)
国公私立大学単位互換協定締結(名古屋大学経済学研究科・名城大学経営学研究科)
2012年度 博士後期課程に早期修了プログラム(1年ドクター)制度導入
2014年度 名古屋工業大学工学研究科(産業戦略工学専攻・社会工学専攻)と単位互換協定締結
2016年度 医療経済マネジメントコース開設(博士前期課程、定員5名、内数)
2018年度 都市政策研究センター開設(人間文化研究科、芸術工学研究科との連携)
2020年度 経営者コース開設(博士前期課程、定員若干名、内数)