経済学部50周年記念出版『名市大発 経済学・経営学のエッセンス』は、現時点で名市大経済学部において授業を担当している教員に執筆をお願いしましたので、経済学部の授業を疑似体験できる一冊といえます。とくに各著者は、これから名市大経済学部に興味を持たれる方へのメッセージになればと考えながら執筆いたしました。したがいまして、高校生やそのご父兄の皆様にぜひご覧になっていただきたいと思っております。
以下に著者とタイトルの一覧を紹介します。入手方法につきましては、本学滝子キャンパス内の生協ほか下記の書店で購入できます。お問い合わせは、実施委員会アドレス(50syunen[at]econ.nagoya-cu.ac.jp)まで電子メールにてお送りください。
取り扱い書店
(1) 紀伊国屋書店 名古屋空港店 愛知県西春日井郡豊山町豊場林先1番8 エアポートウォーク名古屋401
(2) 三省堂書店 名古屋高島屋店 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤ 11F
名古屋市立大学経済学部創立50周年記念事業実施委員会
目 次
特任教授
諏訪 一夫 地方行財政の21世紀はどうなるか。どうすればよいか。
-幸せの条件整備-
山田 雅雄 市長の卵を育てる
吉井 信雄 歴史から学ぶ楽しさ ~経験を今に伝える
近藤 邦治 文理融合で新たな事業を起こそう
-新規事業へのチャレンジと社会的責任-
宮原 孝夫 期待される経済システムの理論構成
星野 優太 地球温暖化の問題を会計学から考える経済理論系
外谷 英樹 日本の「豊かさ」はどうなっていくのか?
-マクロ経済学から見た日本経済の可能性-
川端 康 比較優位とは
澤野孝一朗 日本の未来・未来の名古屋 ~ Life Goes On~
木村 匡子 人口減少とその影響
伊藤 亮 空間経済学とネットワーク経済政策I系
焼田 党 少子化・高齢化と年金問題
森 徹 公共財に対する住民の需要を的確に把握する方法の探究
森田 雄一 政府の役割はどのように変化していくか
濱口 泰代 経済実験とは -談合実験を例として-
横山 和輝 金融リテラシーの歴史的展望経済政策II系
向井 清史 経済と「社会的なるもの」を架橋する
中山 徳良 非効率性と公益事業
板倉 健 輸出で見る世界と日本のつながり
山本 陽子 ワーク・ライフ・バランスと女性就業制度・歴史系
井上 泰夫 研究と教育のこれまでとこれから
松村 文人 賃金交渉の日欧比較
田中 彰 『戦後日本の資源ビジネス』と私の研究
藤田菜々子 スウェーデン福祉国家の経済思想
-福祉と経済は両立するのか-
木谷名都子 問いかけながら学ぶ経済の歴史経営系
角田隆太郎 企業論の現状
奥村 哲史 経営学、組織行動、ネゴシエーション
河合 篤男 社会的情熱
出口 将人 組織文化のマネジメント -些事徹底の重要性-
下野 由貴 サプライチェーン・マネジメントへの招待
大神 正道 経済学部生が技術マネジメントを学ぶことの意義を考える
山本 奈央 マーケティング研究とは何か
~顧客といかに関係を結ぶかを考える~会計系
吉田 和生 “鏡”としての会計学
小川 淳平 複眼的な思考の一応用 -会計学へのてびき-
高橋 二朗 会計基準の存在意義について考えるファイナンス・情報系
程島 次郎 データで経済・経営を分析する:計量経済学とファイナンス
臼杵 政治 市場は効率的か -証券投資研究は面白い
三澤 哲也 ファイナンスにおける不確実性リスクと投資
河合 勝彦 市場の力とネットの力
茨木 智 経済学部ウェブサイトの20年の歩み
坂和 秀晃 変遷する日本企業の企業統治