第19回公開シンポジウムが11月22日(土)に開催されます

名古屋市立大学大学院経済学研究科・附属経済研究所主催
 第19回 公開シンポジウム
「地域企業の国際化-尾張と三河、繊維と自動車産業の比較-」

【概要】
東海地方は日本の製造業の一大拠点で、とくに愛知県は工業製品の出荷額で全国一の地位を長年維持しています。新興国との生産コストでの競争激化、国内の市場の縮小と新興国の市場の成長にともなって、日本の製造業は生産拠点の海外移転や海外での販売の拡大を進めていますが、それは日本の製造業を支えてきた中小企業にとっては困難な問題となりつつあります。愛知県西部(尾張)は古くからの繊維産業の集積地であり、愛知県東部(三河)は自動車産業の集積地で、繊維産業は早くから国際化が進み、自動車産業はこれから急速に国際化を進めようとしています。また繊維産業は多段階の生産工程において企業間の市場取引を産業の特性としているのに対して、自動車産業は垂直的な企業間関係のなかで組織的な取引が取りいれられています。このような産業の特性が、国際化の進展とその地域経済への影響を異なったものにしています。企業の国際化が地域の中小企業と地域経済にどのような影響を及ぼし、それに対してどのように対応しようとしているのかを本シンポジウムでは議論したいと思います。

【日時】平成26年11月22日(土)14:30~16:30
【場所】名古屋市立大学 桜山キャンパス 病院大ホール

【総合司会】
 大神 正道(名古屋市立大学大学院経済学研究科講師)
【基調報告及び司会】
 角田 隆太郎(名古屋市立大学大学院経済学研究科附属経済研究所教授)
【パネリスト】
藤井 真也
(日本貿易振興機構(ジェトロ)地域統括センター長(中部)名古屋貿易情報センター所長)
松本 正義
(学校法人・専門学校HAL名古屋 講師 兼 中小企業庁地域力活用新事業全国展開∞プロジェクト「木曽川ルネッサンスプロジェクト」プロジェクトマネージャー)
村井 清
(トヨタ自動車株式会社 社会貢献推進部 プロフェッショナル・パートナー)

【参加費】無料
【定 員】300名(先着順) ※席に余裕があれば、開催当日も受け付けます。
【参加申込】名古屋市電子申請サービス(申請期間:10月10日~11月14日)・往復はがき・FAX 
【問合せ先】sympo(at)econ.nagoya-cu.ac.jp
       ※「(at)」は「@」に読み換えください。

公開シンポジウムの詳細については,こちらをご覧ください。

                         公開シンポジウム実行委員会


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