経済学研究科博士後期課程修了生の笠井勝也氏が2015年度CEIS学術論文賞を受賞しました

経済学研究科博士後期課程修了生の笠井勝也氏が2015年度CEIS学術論文賞を受賞されました。この賞は、(一社)環境情報科学センター(CEIS)が、環境情報科学に関する学問及び技術の進歩・発展に貢献した、優れた学術論文(原則として5年以内に出版された著作物)に対して授与するものです。

受賞対象となった論文は下記3編であり、定量的な議論に基づきCDMプロジェクトの実施拡大に寄与し得る知見を提示しており、学術的側面に加え、社会的な有用性も高く評価できることから「学術論文賞」にふさわしいと判断されました。なお、この3編の論文は、笠井氏の本研究科における博士学位請求論文「Towards Scaling Multi-Benefit Type Projects in LDCs: Empirical Analyses on CDM Project Hosting(主査:焼田党教授)」の基となった論文です。

① Kasai, Katsuya (2013) “Factors Affecting the Distribution of CERs: A Cross-Sectional Empirical Analysis”, Journal of Environmental Information Science, Vo.41(5): pp.37-46.
② Kasai, Katsuya (2012) “How can LDCs benefit from the CDM?: A panel data analysis of determinants of CDM project hosting” MPRA Paper 52137: pp.1-50, University Library of Munich, Germany.
③ Kasai, Katsuya (2012) “A Cross-Country Empirical Analysis of Determinants of CDM Projects” Journal of Environmental Information Science, Vol.40(5): pp.1-10.


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