海外で3つの学会発表をしてきました

経済学研究科の樋口裕城でございます。6月にアメリカ、7月にポルトガル、8月に韓国と、3つの国際学会で論文を発表してきました。
 

アメリカ:Annual Bank Conference on Development Economics (ABCDE)
世界銀行が毎年主催している学会で、開発経済学の分野では世界でトップクラスの学会です。発表の採択率はわずか6%だったそうです。世界各国から集まった優秀な開発経済学者と交流する非常によい機会となりました。

(▲開会の辞を述べる世界銀行チーフエコノミストのカウシィク・バス氏。)

 

ポルトガル:NOVAFRICA Conference on Economic Development in Africa
リスボン大学が主催しているアフリカ経済に関する学会で、私はアメリカの学会と同じくタンザニアの論文を発表してきました。『悪い奴ほど合理的―腐敗・暴力・貧困の経済学(2014年、エヌティティ出版 )』の著者エドワード・ミゲルにも会えるよい機会となりました。

(▲リスボンは路面電車がそこらじゅうを走っているのんびりした雰囲気の街でした)

 

韓国:Korea and the World Economy Conference
韓国経済学会主催の学会で、私はフィリピンの論文を発表してきました。韓国の多くの研究者と交流できるよい機会となりました。また、韓国経済はかなり日本に似ていて、少子高齢化、低い成長率、非正規労働、などが問題となっていることがよくわかりました。

(▲参加者の集合写真)


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