11月23日木曜日、経済学研究科・附属経済研究所公開シンポジウム「”伝える”を考える」が開催されました。清水洋先生(一橋大学・イノベーション研究)、藤井尚子先生(名古屋市立大学・テキスタイルデザイン研究)そして内田良先生(名古屋大学・教育学研究)という異分野の先生方をお迎えして、「伝えることの難しさ」についてご講演、そしてディスカッションして頂きました。
祝日にも関わらず115名、それも高校生からご年配の方まで、幅広い年齢層の方々にお越し頂きました。お礼申し上げます。マイク設備トラブルは大変に申し訳ございません、にもかかわらず最後まで多くの方々に聴講して頂きましたこと、感謝申し上げます。
大学は、様々なものの考え方を学ぶ場です。日常生活からズレた発想で議論をスタートすることも少なくありません。だらかこそ今回は異分野の先生方にご講演をお願いしてみました。こうした趣旨について、私の説明不足について厳しいご叱責も頂きました。むしろ反省と改善を目指す我々にとって、大変励みになります。感謝する次第です。
それでも、「自分が興味を持っているテーマについて掘り下げた議論を聞くことができて良かった」という、実に説得力のある言葉を綴ってくださったアンケートを頂きました(高校生とのことでした)。嬉しくなるお言葉です。お勤め先での事例をもとに感想を綴ってくれたご年配の方など、貴重なお声を頂く機会にも恵まれました。予想外の嬉しさをむしろこちらが頂き、感謝に絶えません。
今回のシンポジウムが少しでも参加者の皆さんの「気づき」のきっかけになれば幸いです。
あらためて参加者の皆さまをはじめ、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
(文責:横山和輝;広報委員会)
清水洋先生(一橋大学大学院教授・イノベーション研究)
藤井尚子先生(名古屋市立大学大学院准教授・染織りデザイン研究)
内田良先生(名古屋大学大学院准教授・教育社会学研究)
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