経済学研究科修了生へのメッセージ

本学、名古屋市立大学大学院経済学研究科を御修了されることになり、本当におめでとうございます。御存知のように新型コロナウイルスが猛威を振るっており、修了式が中止になりました。大変、残念なことでありますが、この場を借りて修了生へのメッセージを贈りたいと思います。

大学院経済学研究科博士前期課程を修了してその修士号を取得され、本当におめでとうございます。それぞれ2年間、場合によってはより長い期間に渡って研究活動を続けられ、修了を迎えられることになりました。多くの大学院生が社会人であり、お仕事をされながら、夜間を中心に大学院講義に参加されてきました。そして、仕事の合間を見つけて学位論文やリサーチペーパーを完成されて、修士号の取得に至っております。1つの研究テーマをまとめて学術論文として完成させることは、大変骨の折れる作業です。苦労して取得できる学位であるからこそ、価値があるものです。多くの試練を突破され修士号を授与されましたこと、本当にお祝い申し上げます。今後、授与されました修士号をベースにし、社会・人生においてますます御活躍されることを願っています。私事ですが、私は平成元年に修士号を取得しました。皆さんは令和になって初めての修士号を取得されたことになります。この令和という新しい時代において大いに活躍されることを願っています。

それでは、名古屋市立大学大学院経済学研究科を御修了されましたこと、そして、本学の修士号を授与されましたこと、本当におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

令和2年3月9日

名古屋市立大学大学院  経済学研究科長 吉田和生


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