(2022年12月)河合勝彦ゼミ、茨木智ゼミ、下野由貴ゼミの学生がトヨタモビリティ東名古屋との産学連携プロジェクトを実施しました。

トヨタモビリティ東名古屋と名古屋市立大学経済学部の産学連携プロジェクトは今回で5回目を迎えました。今年度も昨年度に引き続き、「トヨタモビリティ東名古屋を題材とするPR動画制作とその効果測定」という課題について、3つのゼミの学生がアイデアを提案しました。

7月末のキックオフミーティングでは、トヨタモビリティ東名古屋が属するキリックスグループの山口茂樹会長に問題提起をいただきました。学生は夏休みを中心に店舗見学や企業の方へのインタビューなどを行い、9月末から11月半ばまでは2週間に1回のペースで企業のアドバイザーと学生がオンラインでディスカッションを行いました。11月半ばの最終発表会では、山口会長をはじめとした審査員を前に、3つのゼミの7チームが、PR動画のアイデアを発表しました。

審査の結果、「キリックスくるま劇場」というテーマで動画を制作した河合勝彦ゼミ「チームA」と「若者をトヨタモビリティ東名古屋へ」というテーマで動画を制作した茨木ゼミ「濱島チーム」が最優秀賞を受賞しました。以下は受賞した2チームの喜びの声です。

この度は最優秀賞を頂けて大変光栄です。作品の制作にあたって、せっかくの機会だから自分たちの強みを活かした動画を作成したいと思い、3Dモデルアニメーションに挑戦しました。全員が初心者であったので、YouTubeなどを活用して学びましたが、果たして期限内に形にすることが出来るのだろうかという不安との戦いでした。しかし、リアルでは再現しがたいシーンも3Dモデルを使うことで視聴者に伝わりやすいよう工夫出来ました。少しでも多くの方に見て頂けたら幸いです。(河合勝彦ゼミ チームA)。

この度は最優秀賞を受賞することができ大変光栄です。私達は動画を作成するに当たり、あまり自動車販売店に訪れないであろう若者をターゲットに設定し構成を考えていきました。しかし、動画の作成が進むにつれてユニークさに欠ける、ありきたりな動画になってしまうのではないかという不安がありました。動画の構成に悩み、「YouTuber風に車の買い方を紹介する」という構成にたどり着いたのは、発表の1週間前でした。そこから本格的な編集に入りましたが、見ていただいた人が面白いと感じる良い動画を作成することができたと思います。少しでも多くの方が興味を持ち、視聴していただけたら嬉しいです。(茨木智ゼミ 濵島チーム)

また、「桃太郎が『おもてなし』が自慢のトヨタモビリティ東名古屋に行って車買ってみた」というテーマで動画を制作した下野ゼミ「ももたろう」が、学生同士で優れた動画を選ぶ特別賞を受賞しました。以下はももたろうの受賞のコメントです。

特別賞を受賞できて本当に嬉しいです! 夏休み後2~3ヶ月で、動画のテーマ決定・絵コンテ作成・実際の撮影を行うことは大変でした。その中でも特に苦労したことは、自分たちの伝えたいことと企業の良さを伝えることの両立させることでした。「堅苦しい動画になってしまうと見てもらえない」、「でも、幼稚な動画になってしまっては、トヨタモビリティ東名古屋の良さは伝えられない…」。最終的には昔話の「桃太郎」を題材として、手作り感もありながら、トヨタモビリティ東名古屋の熱い思いを伝えられる動画を作ることが出来たと思います。プロジェクトを通じて学ぶことも多く、動画撮影も本当に楽しかったです!

なお、今回はPR動画制作後の効果測定を実施するため、7チームすべての動画をYouTubeに2023年1月15日まで公開しております。ぜひ、ご視聴いただければ幸いです。

https://www.youtube.com/channel/UCJp_ly6pjgXB-ipMJlXtKaw


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