(2025年12月)河合勝彦ゼミ、茨木智ゼミ、下野由貴ゼミの3年生がキリックスグループとの産学連携プロジェクトを実施しました。

自動車新車販売やカーリースを主たる事業としているキリックスグループと経済学部の産学連携プロジェクトは今年度で8回目を迎えました。

昨今、自動車販売は単なる売り切り型のビジネスモデルからバリューチェーン全体で収益を上げるビジネスモデルへと変貌しつつあります。このような環境変化を踏まえて、今回は、『カーリース(=サブスク)の新たな可能性について~サブスクにおける今後の可能性を秘めたクルマ×○○~』というテーマに基づいて、3ゼミ6チームが、大学生に向けた新たなカーリースのアイデアを提案しました。

10月初旬のキックオフミーティングでは、キリックスグループの山口茂樹会長に、昨今の自動車業界を取り巻く環境変化やカーリース事業の課題などについてご講演いただきました。その後は、2週に1回のペースでキリックスのアドバイザーの方々とミーティングを行いながら、各チームはアイデアを練り上げていきました。

11月下旬には最終発表会が開催され、3ゼミ6チームが大学生向けの新たなカーリースのアイデアを提案しました。審査の結果、「学生無料!カーシェア」というアイデアを提案した河合勝彦ゼミチームBが最優秀賞を受賞しました。以下は河合勝彦ゼミチームBの喜びの声です。

このたび、「3ゼミ対抗コンテスト」において河合勝彦ゼミが最優秀賞を受賞できましたことを、大変光栄に存じます。私たちは、地域でカーリースを広げるためのビジネスプランを作成し、その実現可能性を示すため、アプリのプロトタイプまで実装して臨みました。“社会で本当に使える姿が見えるか”を重視し、アイデアを具体的な形に落とし込んだ点が評価につながったと感じています。

本プロジェクトの成果は、学生だけの力では決して成し得ませんでした。キリックスのアドバイザーの皆さまをはじめ、先輩方や先生方からいただいた多くのご支援とご助言が、大きな支えとなりました。特にアドバイザーの皆さまには、まるで同じチームの一員として寄り添っていただき、心より感謝申し上げます。

多様な考えを持つメンバーが一つの目標に向かって取り組んだ濃密な期間は、私たちにとってかけがえのない経験です。今回の受賞を励みに、今後も学びを深め、さらなる成長を目指してまいります。


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