12月18日に開催された火曜研究会では、本研究科の内田真輔氏のExtreme Weather Events, Mortality, and Energy Prices: A Natural Experiment from Japanという報告がなされた。異常な気温が死亡率にどう影響があるのかを、東日本大震災後の地域ごとに電力料金に差が生まれたことを利用して実証分析した内容だった。異常な高温に比べ異常な低温の方が死亡率を有意に上昇させることが確認されていた。また男性より女性の方が異常気温による死亡率が上昇し、高齢者や失業者の方も異常気温による死亡率が上昇することが報告された。
(文責:博士後期課程・岩本朋大)
経済学研究科では、原則として毎月第4火曜日に、定例の研究会(「火曜研究会」)を開催しております。
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